SNZKの世界分散株式投資

30代前半から米国メインの世界分散株式投資でメイクマニー。

2018/02/05ダウ急落の原因?VIX指数ってなんだろう

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2018年02月、1月最終週の米国賃金の上昇に伴うFRBの利上げ決定に端を発する調整局面で2018/02/02のダウは過去最大の下げ幅を記録し、翌週月曜にもう一度下げ幅記録を更新しました。ここ2年ほどから株式投資を始めたプレーヤーにとっては冷水ぶっかけられた心地でしたね。

これを書いてる2017/02/07時点ではダウ、日経平均ともに急落からの反発でまぁ一安心というところでしょうか。

いくつか経済系の記事を見ていると2017/02/05 ~ 06にかけての急落理由の一つにからあまり見慣れない単語が出ていました。

VIXとはなんぞや?

そもそもVIX指数(投資家恐怖指数)とは

シカゴオプション取引所: Cboe Volatility Index® (VIX®)

VIX = Volatillity Index S&P500を対象としたオプション取引の値動きを算出した数値で、CBOE、シカゴオプション取引所(アメリカ)が公表しています。
S&P500全体のそれを指数として扱うものがあったんですね。

VIXはボラティリティそのものではなくオプション取引価格を算出したものです。 先物市場、オプション市場は市場を先読みして行われるものだから、
"オプション取引が増える

株式の値動き(ボラティリティ)が大きくなる

値動きが激しくなることが予想される

投資家にとって感情を乱されやすい状況になる

恐怖指数として成り立つ"
ということのようです。

2018年2月の急落の原因の一つはVIX指数そのもののショート取引

急激な下落の一因はこのVIX指数を債券化したETN(指標連動証券)と呼ばれる商品でした。

2008年金融危機以降(とりわけこの2年間)はボラティリティの低い、長く緩やかに上昇する相場だったことを背景にVIX指数連動ETNのショート(空売り)を出しておけば少しだけホールドしておけばたいがいプラスのディールになるということで大人気の証券になっていたようです。
わかりづらいですが、オプション取引が増えると指数が上がる証券の空売りなのでオプション取引の量が減ると儲かるということですね。
(ETNとはなんぞや?という疑問も出てきましたがちょっと調べたらめっちゃ難しそうだったので宿題にします。)
2017年は年間で2.7倍近い値上がりを見せたということなので羨ましい限り。

野村のNEXT NOTES S&P500 VIX インバース ETN、東証証券取引所ETF/ETNで初の早期償還

ボラティリティが1%上がれば基準価額は1%上がるのが通常のVIX連動型商品です。
通常投資家は大きな下落のために備えてこういった処品を買うのが常ですが、上に書いたようにボラティリティが下がり続ける状況を逆手に取った空売り商品の場合は ボラティリティが1%下がると基準価額は1%上がる ようになります。
これはボラティリティどこまでも上がる場合には基準価額はどこまでも下がるということです。

御存知の通り、2018/02/05にはVIX指数は1日で117%上げました。
数時間後の日本では2018/02/06営業開始から野村が組成しているベア・空売り商品の"NEXT NOTES S&P500 VIX インバース ETN"は80%以上下落してたった一日で早期償還が決定です。

世界中の市場にVIX指数と逆相関の商品がいくつもあり、こういった商品にコンピューターに自動で売り買いをおこなわせるアルゴリズムが組み合わさって月曜の急落が起きた、ということですね。

しかし、こういう金融デリバティブ商品は上がりも下がりも凄まじいですね。自分が何を買っているのか完璧に理解できなくてもリスク要因はちゃんと調べておかないと、って気持ちにさせてくれるアクシデントでした。

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