SNZKの世界分散株式投資

30代前半から米国メインの世界分散株式投資でメイクマニー。

ETFとは違う、ETNってなんだろう

f:id:snzk-kznr:20180211162825p:plain 画像はVIX指数のショートを証券化したETNが一夜で死んだときのです。

VIX連動で即死(早期償還)したETNってなんだ

ETN: Exchange Traded Note(上場投資証券、指標連動証券)

現物資産を持たない

ETFはS&P500や日経平均など、特定の指標を狙って実際に株や金などを買って価格を連動させています。
しかし、ETNはETFのように株式や金銀のような現物を持たずに発行会社の信用を担保に指標と連動させることを保証している、とのこと。

指標との乖離(トラッキングエラー)が無い

ETFは運用会社が株式等の実際に存在する株式を売買して目指す指標との値段をできるだけ一致させています(トラッキング)。したがって、ETFの加入者が少ない、資金不足などの理由で調整できるほどの株を持っていない場合に実際の指標と差ができてしまう場合があります(トラッキング・エラー)。

対して、ETNは上記の「現物資産を持たない」特徴からトラッキングエラーはそもそも存在しません。 日本産ETFでは乖離がたびたび発生するそうですから、長所と言ってよいですよね。

商品を作りやすい

これも現物資産を持たないために、外国人の株取引を禁止している国のインデックスと連動するETNというのもその気になれば作ることが可能だそうです。

例えば、個別株の売買を禁止されているインド市場の❍❍株式会社の株価と連動するETNというのもその気になれば作れるのでしょうか。

オプション取引の量、という実物が存在しないVIX指数を連動して基準価額が用意され、実際に売買できてしまうのはETNならではなんでしょう。なんでも相場にできてしまうのが良いことかどうか置いといて、すごく便利な概念ですね。

VIX指数についてのメモは先日エントリーさせています

現物がないってノミ行為ではないの?

実際には存在しないものに値段をつけて金を出入りさせるというと、SNZKにはパッと思いつくのは競馬・競輪のノミ屋です。

こちらのブログでもやはり「ノミ行為的金融」と書かれています。ノミ屋も超大穴が出たときに破産するやつがいるそうですが、今回のVIX指数が一夜にして100%以上の値動きをしてしまったため発行体の野村證券オプション取引の損失分を埋めるのが大変だったでしょう。

さすがに犯罪商品がSBIなどで買えるわけはないので、こういうのはちゃんと許可を取ればいいんでしょうかねー。

どんな商品があるのか

実際にどんな商品があるのかもざっとですけど見てみました。

銘柄一覧 | 日本証券取引所グループ

日本産の金融商品の手数料の高さよ。実物がないのに年間手数料が1%近いものばかりですね。

2044: S&P500 配当貴族指数(課税後配当込み) こちらは配当額重視ETNのようですが、年間手数料0.85%。これは果たして安いのか。

下は米国のETF(ETNじゃないです)、似たような組入れになっているETFです。 VYM:US こっちの年間手数料は0.08%。圧倒的ですね。

外国ETFは証券会社での売買手数料が高いですが、それを入れても見過ごせる金額ではないような気がします。実物の株を扱っていないのにどうして10倍の差ができてしまうのでしょうか。

まだ日本以外でのETNについては調べきれていないので、面白い者があれば追加でエントリーを書きたいです。

ポートフォリオに組み込めそうなものもあるのか

少なくとも、現在の日本産ETNでは高い手数料を加味しても投資妙味があるといえるのは日経平均・その他市場平均にレバレッジがかかるものでしょうか。ちょっと怖いけど。

2033: 韓国総合株価指数200・レバレッジインデックス
2035: 日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数

今はSPXLくらいしか買ってないんですが、投資額が増えてちょっとだけギャンブル枠が増えたらやってみたいですね。