SNZKの世界分散株式投資

30代前半から米国メインの世界分散株式投資でメイクマニー。

米国債短期金利、長期金利の関係

米国債の短期/長期金利ってなんだ

米国債には期間ごとに種類がいくつかある

米国債にはそれぞれ満期になるまでの期間があり、以下のような種類があります。

  • 3ヶ月
  • 6ヶ月
  • 1年
  • 2年
  • 10年
  • 30年

30年なんていうのもあるんですね。しらなかった。

長期・短期はどの国債のことを指しているのか

結論から言うと記事によって毎回変わるようです。3ヶ月を短期、10年を長期として上がった下がったと報じるものもあれば6ヶ月と20年の組み合わせだったりすることもあります。今年の1月末からの金利上昇は米国10年債を指しての金利上昇と言っているようです。
SNZKはネットのニュースやブログを読んでいてけっこう混乱しました。

こちらのPDFにザックリした説明が書いてあります。
フィデリティ投信: スペシャルレポート:米国利上げと米国リートの関係(PDF)

短期金利政策金利

米国の民間銀行は、連邦準備銀行に一定の準備預金を預け入れることが義務付 けられており、その資金を短期金融市場で調達する際の金利政策金利(FF金利)で、FRBの金融政策で決定されます。

長期金利

これに対して長期金利は、短期金利に将来の物価上昇率(インフレ率)などを加味しながら市場で決定されます。

長期金利の決定要因=潜在成長率+期待インフレ率+リスクプレミアム

この公式、テストに出るやつだな。

例えば、3ヶ月国債が1.59%の時は10年債はその後の経済成長率やインフレ率(米国のインフレ目標は2%)を見越して10年債の利回りを決定するそうです。そうやって決められた利回りは2017/02/19時点では2.87%となっています。
ちなみに日本国債10年債は同日で0.05%です。

長短の上昇数値は一致しない

上の式にも書いてあるように、短期金利(FF金利)は長期金利の直接の決定要因はなりません。

一例として2004年から2006年の利上げ時期があります。
この当時、短期金利はインフレ率が加味されて段階的に利率が決められていました。
それに対して長期金利短期金利の利回りを上げることで予想外のインフレの芽を摘んだと判断して短期金利が上がっていくのに対し長期金利は下がっていったようです。

2004/05: 短期金利1.00%、長期金利4.65%(上乗せ3.65%)
2004/12: 短期金利2.25%、長期金利4.22%(上乗せ1.97%)
2005/12: 短期金利4.25%、長期金利4.39%(上乗せ0.14%)

2004〜2006年というとサブプライムローンによる金融商品、住宅バブル前夜。株価はボックス相場で上げ下げを同じような幅で繰り返していた時期でした。
流動性が低い10年物を買っても3ヶ月の金利と0.14%しか変わらないのではあまり旨味がありませんね。
サブプライムも相まって投資家がいっせいに株式市場にお金を流したのもわかる気がします。

以上、途中で力尽きたFRBの利上げからのお勉強、続きでした。

参考

Bloomberg: マーケット 米国債・金利
このページには米国債 3ヶ月から始まり、2年、30年と満期(?)までの各種長さの国債の利回りが表示されています。
下の方にはFF金利(Federal Fand Rate)、FF金利誘導目標も表示されているので使いやすいですね。